賃貸物件でよく使われる用語をわかりやすく解説します。 賃貸シミュレーションを利用する際の参考にしてください。
敷金とは、賃貸契約時に借主から貸主に預ける保証金のことです。 主に退去時の原状回復費用(修繕費・清掃費など)に充当され、残額があれば返還されます。
礼金とは、賃貸契約時に借主から貸主に支払う謝礼金のことです。 敷金とは異なり、契約成立のお礼として支払うため、退去時に返還されません。
更新料とは、賃貸契約を更新する際に支払う費用です。 通常、2年ごとに発生することが多く、契約更新の手数料として貸主に支払います。
管理費・共益費とは、賃貸物件の共用部分の維持管理に充てられる費用です。 家賃とは別に毎月支払う必要があります。
保証会社とは、借主が家賃を滞納した際に立替払いを行う会社です。利用には審査と保証料が必要で、連帯保証人が不要になる場合もあります。保証範囲や免責条件は会社ごとに異なるため契約書で確認します。
連帯保証人とは、借主が家賃などを支払えない場合に、借主と同等の責任で支払い義務を負う人です。通常の保証人より責任が重く、貸主は借主への請求を経ずに請求できます。引受条件の確認が重要です。
初期費用とは、賃貸契約の開始時に一括で支払う費用の総称です。敷金・礼金、仲介手数料、保証料、前家賃、火災保険料などが含まれます。合計は家賃の4〜6ヶ月分になることもあるため、内訳を確認します。
原状回復費とは、退去時に部屋を入居前の状態に戻すための費用です。通常損耗や経年劣化は貸主負担ですが、故意・過失による汚損や破損は借主負担となります。ガイドラインや契約内容で負担範囲を確認します。
仲介手数料とは、不動産会社が契約を成立させた対価として受け取る費用です。法律上の上限は家賃1ヶ月分+消費税が一般的です。貸主と借主のどちらが負担するかは物件や契約内容によって異なるため確認が必要です。
フリーレントとは、契約開始後の一定期間、家賃が無料になる条件です。初期費用を抑えられる一方、短期解約で違約金が発生することが多く、適用期間や条件の確認が必要です。共益費や管理費は対象外の場合があります。
敷引きとは、退去時に敷金から一定額を差し引いて返還する契約条件です。差し引かれる金額や割合があらかじめ定められ、原状回復費とは別に控除されます。地域慣習によることが多いため、契約前に必ず確認します。
定期借家契約とは、契約期間が満了すると原則として更新できない賃貸契約です。貸主と借主が再契約に合意すれば継続できますが、更新権はありません。入居期間が限られるため、転居予定がある人に向く場合があります。
普通借家契約とは、契約期間が満了しても借主が希望すれば更新されるのが基本の賃貸契約です。貸主は正当事由がない限り更新を拒めません。長く住みたい人に向きますが、更新料や更新手数料がかかる場合があります。
契約更新とは、賃貸契約の期間満了後に契約を継続する手続きです。更新に伴い更新料や更新手数料が発生する場合があり、家賃改定の交渉が行われることもあります。更新時期の通知や必要書類を確認して準備します。
更新手数料とは、契約更新時に不動産会社へ支払う事務手数料です。更新料とは別に設定されることがあり、金額は家賃の数割程度が目安です。管理会社の手続き費用にあたり、発生有無や金額は契約書で確認します。
メゾネットとは、1つの住戸が2つの階にまたがり、内部に階段がある間取りのことです。マンションの一室でも戸建てのような空間を楽しめるのが特徴ですが、上下移動が多くなる点には注意が必要です。
原状回復とは、退去時に物件を入居前の状態に戻す義務のことです。国土交通省のガイドラインでは、通常の生活でつく傷や汚れ(経年劣化)は借主の負担とならないとされています。故意や不注意による損傷のみが借主負担です。
日割り家賃とは、月の途中から入居・退去した場合に、実際に住んだ日数分だけ計算した家賃のことです。月額家賃をその月の日数で割って1日あたりの金額を出し、入居日数をかけて算出します。
サービスルームとは、建築基準法で定める採光・換気の基準を満たさないため、「居室」として認められない部屋のことです。「納戸」や「DEN」とも呼ばれます。寝室や書斎として使うことはできますが、法的には居室ではありません。
RC造とは、鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造のことです。鉄筋がコンクリートの引っ張りの弱さを補い、コンクリートが鉄筋の錆を防ぐことで、頑丈な構造になっています。マンションに多く採用され、遮音性・耐火性が高いのが特徴です。
SRC造とは、鉄骨の骨組みの周りにさらに鉄筋コンクリートを組み合わせた構造です。RC造よりもさらに強度が高く、高層マンションや超高層ビルに採用されます。建設コストが高いため、家賃も高い物件が多い傾向にあります。
鉄骨造とは、柱や梁に鉄骨を使った構造のことです。木造より強度が高く、工期も短いため2〜3階建てのアパートや軽量鉄骨のマンションに多く使われます。RC造と比べると遮音性はやや低い傾向があります。
瑕疵物件とは、物理的または心理的な欠陥がある物件のことです。雨漏りや耐震性の問題などの「物理的瑕疵」と、過去に事件・事故・自殺があった「心理的瑕疵(事故物件)」に大別されます。貸主・不動産会社には借主への告知義務があります。
ゼロゼロ物件とは、敷金・礼金がどちらもかからない物件のことです。初期費用を大幅に抑えられる一方、家賃が相場より高めに設定されていたり、短期解約した際に違約金が発生したりするケースがあるため、契約条件をよく確認することが重要です。
IT重税とは、賃貸契約時に必要な「重要事項説明」をオンライン(ビデオ通話など)で行う手続きのことです。従来は対面で行う必要がありましたが、改正により遠方に住んでいても自宅にいながら説明を受けられるようになりました。